第52回本試験解答解説:選択式「国民年金法」
- 社労士つつみ

- 2021年4月26日
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〔問8〕次の文中の【 】の部分を選択肢の中の最も適切な語句で埋め、完全な文章とせよ。
3.国民年金法第94条の2第1項では、「厚生年金保険の実施者たる政府は、毎年度、基礎年金の給付に要する費用に充てるため、基礎年金拠出金を負担する。」と規定しており、同条第2項では、「【E】は、毎年度、基礎年金の給付に要する費用に充てるため、基礎年金拠出金を納付する。」と規定している。
Eの解答:13(実施機関たる共済組合等)
解説:
基礎年金拠出金は誰が負担するのかが問われています。設問の前半に「厚生年金保険の実施者たる政府は」と書いてあるので、Eはサービス問題に近いですね。
被用者年金保険の側からお金を出して基礎年金を支える構図、それを分かっていればEが13(実施機関たる共済組合等)であることは自明。年金財政が逼迫しているので、財源に関する出題は今後も続くと思います(社会保険労務士として必須の常識)。
(基礎年金拠出金)
第94条の2 厚生年金保険の実施者たる政府は、毎年度、基礎年金の給付に要する費用に充てるため、基礎年金拠出金を負担する。
2 実施機関たる共済組合等は、毎年度、基礎年金の給付に要する費用に充てるため、基礎年金拠出金を納付する。
3 財政の現況及び見通しが作成されるときは、厚生労働大臣は、厚生年金保険の実施者たる政府が負担し、又は実施機関たる共済組合等が納付すべき基礎年金拠出金について、その将来にわたる予想額を算定するものとする。
基礎年金拠出金の額の算定が、「当該年度における被保険者の総数に対する当該年度における当該政府及び実施機関に係る被保険者の総数の比率に相当するものとして毎年度政令で定めるところにより算定した率」をもとに行われていることにも留意しましょう(同法第94条の3第1項)。標準報酬月額ではなく、被保険者の人数をもとに計算しています。

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